ジン典

山崎 加奈子

やまざき・かなこ

山崎加奈子
夏のあらし! 第4巻 表紙

とある屋敷で暮らす幽霊

同じく幽霊のやよゐを守り、共に永遠を生きていくことを望んでいる。

切れ長の目とソバカスが特徴。

根は優しい娘なのだが、他人に対しては厳しい態度をとりがち。

その一方、やよゐを心配するあまり冷静さを失うことが多く、ときには過激な行動に出ることも。

二人が消滅の危機に瀕した際には、あらしを犠牲にして生きのびようと目論んだ。

あらしと和解したのちは、やよゐと共に方舟で働くこととなる。

元は女工で、大倉山高等女学校の学徒たちが動員された工場で働いていた。

詩を作るのが密かな趣味。

人間関係

伏見やよゐ

親友。

元々、自分が勤める工場に動員された女学生だった。

当時の加奈子は自分たちから搾取する金持ちを憎んでいたため、お嬢様であるやよゐのことも初めは嫌っていた。

しかし、未来のやよゐに命を救われたことをきっかけに心を開き、やがて大切な存在となる。

共に幽体となってから60年間は、歩けない彼女を世話しつつ、二人きり人目を避けて暮らしていた。

のちに彼女が足の自由を取り戻しても心配癖は抜けず、かなり過保護。

データ

年齢 10代後半
身長 164cm
体重 50kg