ジン典

第9話 空襲の真っ只中に

あらすじ

昭和20年4月4日。

それは、初めての夜間空襲が横浜をおそった日だった。

だが、方舟にいれば安全なはず。

は胸をなでおろすが、カヤの表情は冴えない。

本来ならば、眠りこけていたのが幸いして難を逃れたはずの店長

しかし、自分は彼を起こしてしまった。

もし歴史がくつがえるとしたら…?

居ても立ってもいられず、カヤは店長を追って街へと向かってしまう。

あまりの身勝手さに憤りながらも、潤はついて行かざるをえない。

そして、非情の無差別爆撃が二人を襲う。

データ

巻末コメント 背景、アシさん達が頑張りました。現代っこの精神的誇張表現も混ぜてます。
前ヒキ 空襲警報を聞き、急いで方舟へと戻ってきた二人──…。
後ヒキ 上賀茂が少しだけ触れることができたカヤの想い。次号、現代に戻った二人は──…!?
ページ数 26
初出 ガンガンウイング 2007年 6月号
発売日 2007年4月26日
表紙
扉カラー頁
収録巻 第2巻